文字を大切にしたい人。

日々を文字で残したいんです。

✏️日記

人によって日記というものののイメージや使い方は違うと思います。

 

★★★

中学一年生の5月27日、本当に突然日記を書き始めました。思い立って、ということも無く、たまたま沢山ノートを貰ったことが切っ掛けでした。ノートは絵や字で埋めたいと考える思考だったため、自然と日記を選んだのだと思います。当初はその日その日の楽しかったこと、ムカついたこと、誰かの面白い発言、自分の好きなものについてなど書き散らしていました。読み返すと、字が汚かったり考えが幼稚だったりして、微笑ましく恥ずかしい複雑な気持ちになります(*´-`)

 

高校、大学と進学し、日記も継続していました。受験期、卒論の時期など特に荒れていて、もう過去となった現在に読むと苦しくなってきます。そしてだんだん未来の自分の読み物にするために日記を書くようになっていました。

 

現在は日々の出来事、自分の考え、他の人から聞いた話等を残したい目的で日記を書いています。ふわふわの雪が降って結晶が肉眼で見えた、そんな内容も大事です。気になったニュースの内容と自分の感じたこと、も書くようになりました。その瞬間の思いを、忙しさや立て続けの出来事で流してしまうことが勿体無く思えてなりません。

 

ーあなたになら、これまで誰にも打ち明けられなかったことを、なにもかもお話しできそうです。どうかわたしのために、大きな心の支えと慰めになってくださいね。ー

 

アンネ・フランクの日記の最初の一文です(深町眞理子さん翻訳、文春文庫)。本当に良いなあ、と思って自然と暗記しました。今の自分の目的とはそんなに合致しないのですが、アンネにはそんなに書きたいことがあるんだなあ、良いなあと思って現在に至ります。

 

データの方が確実に残せると思います。紙は燃えでもしたらそれっきりですから。それでも紙のノートに手書きしていくやり方がずっと合っているんだろうなと思います。自分の文字の変化も振り返れば楽しいものです( ´ ▽ ` )